変な人に寄ってこられる

これはブリックレーンにある有名カフェ。夜はもちろん午後もちょっとオシャレ系の学生達で賑わうのだけど、朝は比較的フレッシュな感じなので私は朝早めに行くのが好き。
この日も朝１０時前に行ってまだ人気の少ないなかで必死にテキストブックに向かってました。



まだお客さんもあまり入ってない所で何かの写真撮影も行われてました。

「ちょっといいかな～？」
ハッと顔を上げると、スキンヘッドでちょっとパンク系ファッションのチビが目の前に。
「何を勉強してるの？英語？」と言いながら私の横に無理やり腰掛けてきた！
ちょっとギョッとしたけど平然を装っていた私。
「い～や、スウェーデン語。」
「なにぃ？僕はフィンランド人だよ！スウェーデン語も理解出来るんだ、ちょっと見せて」
どんどん私の領域に入って来るこの変な奴、無視するか邪険にすれば良いのに・・・ついセラピスト精神を発揮してしまう私、
「あーそうなのね、イギリスに来て何年？どこ住んでんの？ここにはよく来るの？仕事はナニしてるの？」などと質問攻めにしてしまい、結局会話をしてしまう事に。
しかし空いてる席はいっぱいあるし、私の横に座らなくても・・・。「あっちの席空いてるからここに座らなくても良いんじゃない？」と言ってみたところ「あっちに行けって言うのか？」
逆ギレされちゃった・・。
結局、勉強をさっさと切り上げて立ち去るハメに。どうして私が去らなきゃイケナイの？

これとは別の日、これまたスウェーデン語をカフェで勉強していたらまた変人が出没。
通り沿いにある外の席に座ってまたテキストブックにかじりついていると、目の前でペェッとつばを吐く変なおばさんが・・・。驚いて顔を上げると、明らかに私に向かって言いました。
「この汚らしいチャイニーズのカス！さっさと帰れ！！」
足蹴りも来るか？と思ったらそのまま素通り。向こうでまた誰かに向かって叫んでる・・。

さらにこの後、オックスフォードストリートを歩いていたら後ろからワケの分からんどこかの言葉で叫びながら歩いて来るこれまた変人が！たぶん中東系、神に向かって叫んでいるような、文句を言っているような。これは絶対避けたいと思ってさっさと通りを渡りましたが、変な人多すぎ～！

ロンドンにいるとこんな変人に出会うのはホントに日常茶飯事。でも、こうして言いたい事を誰にも気兼ねせずに自由に言ってる彼らってストレスたまらなくていいかも？抑圧された感情は病気の元ですからね。
こうして変人と遭遇しちゃうのって、私だけじゃないですよね？？きっと？


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