夢をかなえるゾウ3 を読んで
2022/09/21
今の仕事に転職してから、耳が暇な時間が増えました。
そこでオーディオブックを聴きまくってます。
タメになる教養系の本、学芸系、精神論系、エッセイ、歴史上の文学作家の大作、色々読みました。時代が違うのに今読んでもやっぱり面白いと思うのは、芥川龍之介の作品。巨匠は凄いです!
比較的新しい本も読んでるのだけど、いつも予備知識なしで読み始めるので良くも悪くもビックリする事も多々あり。先日タイトルにした「夢をかなえるゾウ3」を読んで思った事があります。
★★ネタバレになるので、これから読みたい方はこの後を読まないで下さい★★
いつもの通りに歴史上の偉人を引用して教えを説くのは良いとして、主人公の女性が成長して行くのも良い。ユーモア溢れるし読みやすい。
ただこ主人公が「女」である点がやけに強調されてるのが気になった。
せっかく色んな試練・教えをクリアして学んでいったのに、結局「結婚する事」がゴールになるなんて、悲しすぎる!しかも相手はフランス人⁉︎
日本の女性達が夢見る状況をクライマックスに持ってきたのね、何だか残念。
外国人と結婚して彼をサポートしながら世界中に行く、というのが確かに夢物語のように素敵に響くだろうな。
こんなに教えをもらって成長したはずの主人公、結局自分の夢は誰かをサポートしてついて行くだけなのか、、こんなところでも日本に於ける女性の地位の低さを感じてしまい悲しい。こういう世間で生活して洗脳され続ける限り、日本に住む女性の意識レベルも停滞だよね…と読み終わってガッカリしてしまいました。
感想はこんなんでした、おしまい。
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