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なぜかスウェーデン生活

医療ミス、、

2021/04/03
スウェーデン 0
これ職場にデコってありました。
クリスマスツリーならず、ポスクツリー(イースターツリー)!

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かわいい魔女がぶら下がって、イースターエッグも。

それとは関係なく、最近医療ミスの話を複数聞いてしまったので書きたいと思いました。
スウェーデンの医療は国が統括している公の機関です。日本のように私立の病院がたくさんあるわけでは無いので、普通の人はまずこの公的機関の普通の病院にかかります。

ケース①友人のお母さん
去年コロナにかかってしまい、集中治療室で酸素マスクをつけるほどの重症でした。回復したもののずっと調子が悪くて色々検査するも何も見つからず…、と思っていたら先週ギョッとする連絡が来たそうです。なんと、レントゲン写真が他の誰かのと混同されていたとの事!友人のお母さんの本当のレントゲン写真には「複数の血栓」が確認されていたと…。これは致死問題ですよ‼️急遽、入院して治療を受けることになりました。けどこれ、間違われたもう1人の方は血栓治療を今まで受けていたという事ですよね。要らない薬を体に入れられたりしていたんだろうな…。レントゲン写真には通常は患者さんの名前やパーソナルナンバーが入っているはずなのに、この初歩的なミスはやっぱりコロナで医療従事者が疲れ果てているからなのでしょうか❓❓

ケース②生まれつき心臓に欠陥がある友人
新しい薬を飲み始めたそうですが、どうも体に合わないらしくて具合が悪くなって来たので電話して看護婦さんに相談。その看護婦さんはお医者さんに確認して折り返すと言い、折り返しの電話で「確認が取れました、その薬は今日からもう飲まなくていいです」と伝えました。しかしその薬をやめてみたら状態が一気に悪化して、ひどく具合が悪くなった友人。薬の使用注意事項を改めて読んでみると、「摂取を中止する場合には一度に止めるのではなく、少しずつ量を減らしていく事」と明記されていたと…。慌ててまた薬の摂取を始め、お医者さんとの予約をとったそうです。相談した看護婦さん、ちゃんと確認してなかったみたい😭

ケース③私の持病のお薬
実は私、日本で言う「膠原病」が持病です(これについてはまたいつか書きます)。
いつも飲んでいる薬を薬局に取りに行ったら、何とその薬は秋まで廃盤になったと。何それ!主治医からも連絡も無いし知らなかった。早速いつも行ってる病棟に電話して、新しい処方箋が必要な旨を伝えました。1週間後、再び薬局に赴いて新しい薬をもらおうとしたら「その薬は処方されていませんよ」と言われてガーン😱 また病棟に電話してその旨を伝えると「あら、処方されてないわね。前にアナタが話した看護婦、情報を回すの忘れてしまったみたいだわ(笑)」だって。なぜ⁉️ 私のは一回二回飲まなくても大丈夫な薬だけど、もし生死に関わる薬だったらどうなるの…。「忘れちゃった」で済む問題?

日本の医療はほとんどサービス業だから、こんな事はあまり起こらないでしょうね。
こちらでは人間臭さが非常に感じられます。コロナとか、激務が重なってミスを犯しちゃうのはわかります。でも命に関わる事にはもう少しちゃんとしたチェックを入れて欲しいな。

こういう所に住んでいると相手に任せっきりにせずに自分でも確認するという姿勢が育ちますが、さすがに医療に関してはお医者さん・看護婦さんの言う事を信じてしまいますよね。

怖いと思った出来事でした。


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とかポン
Admin: とかポン
ロンドンで人生を切り開いたかと思ったらいつの間にかスウェーデンに住んでました。暑い国が好きで、スウェーデンは「一生いかなくていい国」に入っていたのに…。人生は驚きの連続、面白いですね!ここで感じた事やいいなと思った事など、気ままに書いています。

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