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なぜかスウェーデン生活

もうすぐPåsk(イースター)

2021/03/28
スウェーデン/春 0
今年のイースター・復活祭(スウェーデン語ではPåskポスク)は、来週です。

4月2日 聖金曜日(英・Good Friday、スウェ・Långfredagen)
4月3日 聖土曜日(英・Holy Saturday、スウェ・Påskafton)
4月4日 復活祭/復活節日(英・Easter Sunday、スウェ・Påskdagen)
4月5日 イースターマンデー(英・Easter Monday、スウェ・Annandag påsk)

((Easter Monday だけ日本語表記がない。。今調べていて初めて気づきました😳))

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これ⬆︎はダーラナ地方伝統工芸スタイルで絵付されたチキン達。イースターは卵に色を塗ったり、卵形の入れ物にお菓子を沢山入れたり、卵づくし。卵は生命誕生の象徴でイースターのシンボル。従ってチキンさん達も。


キリスト教圏ではクリスマスに並ぶ大切な行事。簡単に言えばキリストが十字架にかけられて処刑されたのが聖金曜日、死を乗り越えて復活、生き返ったのが復活節の日曜日。
クリスマスと違うのは移動祝日であるという事で、基本的に「春分の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるそうです。今年の春分は3月20日、次の満月は3月28日。

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毎年変わるので注意が必要です、学校もイースター休みだし仕事にも影響するので要チェック!
スウェーデンではイースターは大切な家族行事、みんなで集まって食事するのが一般的。去年に引き続いて今年も大人数で集まる事は出来ませんが、お外でソーセージを焼いたり、庭に隠したイースターエッグを探したり、何か楽しい事をして春を祝います。

もう一つ、スウェーデンではイースターに奇妙?な事をするのです。
子供達が魔女(Påskkärring)の格好をして近所の家を訪れてお菓子をもらう、というまるでハロウィンな行事(⬅︎と、スウェーデンの方に言うとアメリカが真似したんだ!と怒られます)。
これはスウェーデンに昔から伝わる伝説に関与しています。
「イースター前の水曜か木曜の夜、魔女達が魔法の地域にあるBlåkulla(ブロークーラ)に飛び、悪魔と宴会をして春を連れて復活祭の日に帰ってくる」というもの。
もともとは17世紀の魔女狩りから生まれた考えのようですが、今では楽しいイベントの一つ。ホッペを赤でグルグルしてそばかすを描くのがポイント。

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(⬆︎写真はあるサイトからお借りしました)

木々を色とりどりに染めた羽で飾るのも独自です。私の町では色とりどりのリボンがあちこちに飾り付けられて、春を思わせる明るいイメージになってます。

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明日からはいよいよサマータイムもスタート‼️
これからは頭が狂いそうなぐらい明るくなっていきます。この極端さ、これは何年住んでも慣れないなぁ。


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とかポン
Admin: とかポン
ロンドンで人生を切り開いたかと思ったらいつの間にかスウェーデンに住んでました。暑い国が好きで、スウェーデンは「一生いかなくていい国」に入っていたのに…。人生は驚きの連続、面白いですね!ここで感じた事やいいなと思った事など、気ままに書いています。

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