暗い。
12月に入って、一年で1番暗い季節になりました。
この時期の北欧は本当に暗い。私の住んでいる町は緯度60度(首都ストックホルムは59度)。過去にも書きましたが夏は夜がほとんど無いぐらい明るいけど、そのかわり冬は昼間が非常に短く暗い場所にあります。
どのぐらい暗いかというと、今日12月9日の時点で日の出・8時57分。日の入り・14時46分。
考えて欲しいのは、「日の出」とは「地上で見て、太陽の上のへりが東の地平線に現れること」であって日の出から明るくなるまでには時間がかかるという事です。つまり普通に昼間な明るさになるのは9時半ぐらい…。子供達は毎朝真っ暗な中に登校してますよ!
暗くなるとライトアップしたくなるのが人間のサガ。今年はコロナで皆さん自宅にいる時間が長いせいか、気合が入ってますよ〜。うちも少し、これからもっとライトアップします👍🏻
で、日の入りが15時前なので1日が短い。14時半ぐらいには薄暗くなってきてしまうので、お昼過ぎになると焦りますね。外での用事はなるべく早く明るいうちに済ませたい!
⬆︎ は小さなうちの町の風景です。真夜中に見えるけど、これ16時30分ぐらい。
でもスウェーデンはお家の中はあったかい❤️ 家中全体暖房が基本なので、日本みたいにトイレに行く時が寒い!という事はありません。東北出身の私からすると、スウェーデンの方がよっぽどあったかい〜。日本にいた時は外でも中でも寒かったしなぁ。常にブルブルしていた記憶が…。
家の中で過ごす時間が多いので室内もしっかりクリスマス仕様に飾ります。
スウェーデンではどの家庭でもこのJulstjärna(ユールファーナ)を窓辺に飾ります。Jesusが生まれた時に輝いていたというベツレハムの星を模したもの。
また、キャンドルを模した形のライトを窓辺に飾るのも一般的。
クリスマスツリーは生木を使用。うちはおじいさんが毎年森から直送してくれます!
多忙な日々が続いてまだデコレーション完了してない。。。
暗いけど心は温まる季節。毎年思うけど、この暗さに慣れてない私にとってはこの時期は「夢見てるみたい」。全てがリアルじゃない感じ?おとぎ話の世界に生きているような。それはそれで良いもんですよ!