ホットストーンマッサージ

ご存知の方も多いと思いますが、ホットストーンマッサージとはその名の通り暖めた石を使用してのマッサージです。石はメキシコ産、火山から産まれたので(玄武岩と言います)熱を保持するのに優れています。表面もすべすべなので、オイルと相性がよく肌の上をツルルんと滑っていい感覚です。チャクラポイントなどもとらえたヒーリングトリートメントでもあります。



私はトリートメントをする時に、ホットストーンマッサージを始めて受ける人にはちょっとだけ歴史と手順について説明するようにしています。
「元々はアメリカのネイティブインディアン達が病気の時の治療として始めたセラピーです。石は玄武岩で、５２度のお湯につけて暖めてあります。暖かいので筋肉がリラックスして・・・エトセトラエトセトラ。」

なのに。

トリートメントが始まり、あったかい石を肌につけたとたんにビックリする人がいます。
「あなたの手、どうして突然そんなに熱くなるの！？レイキでもしているの？？」

人の話、聞いてないでしょ～っ！！！

って言うよりも、一体なんだと思ってこのマッサージを予約したんだろう。。。とボーゼンとしてしまう様な人達もいるのです。驚きですよね、全く。


何はともあれ。。。
暖かいので血流も良くなり、リラックス効果の高いトリートメントです。

今のサロンではホットストーンのみですが、私が元々習ったのは元祖 "LaStone Therapy" でした。ストーンセラピーをイギリスに初めて持ち込んだのが彼ら達であり、ホットストーンの他にコールドストーンをも使用するリフレッシュ度の高いトリートメントです。使用する石の数も５２個、敷き詰められたホット、コールド両方の石達の上に寝ながら(これをスパイナルレイアウトと言います)トリートメントが始まります。最後に、ほてった体全体をコールドストーンでなぞっていきます。体は十分暖かいので冷たいとは感じず、すっきりとした感覚が残っておしまい。

私自身も何度も受けましたが、いつも眠りに落ちてしまうほど気持ちいいトリートメントです。でも、トリートメントをするセラピストの立場としては結構ハードワークです。セラピー全般に言える事ですが、自分のエネルギーを消耗している感じ？時にはお客さんと自分のエネルギーがマッチせず、終わった後にドッと疲れる事もあります。ホットストーンマッサージはアロマオイルの他に熱が加わるため、さらにエネルギーをとられる感じ。でもその代わり、自分とマッチする良いエネルギーを持っているお客さんに当たると１日調子が良くなるんです。

しかし、こうして忙しいサロンで働いていると次から次へとトリートメントをする為、自分の健康には良くないですね。
もう、開業の道しか無いかな？