イギリスの産休制度
私「イギリスでは産休は約一年あるから、ちょっと早めに取ろうかと思って」
母「あら、ずいぶんあるわね!日本では3ヶ月ぐらいしかないのに」
と言われて、お母さん絶対に間違っている!と思いました。
近代国家なんだから日本だってもちろん一年の産休ぐらいあるでしょーっっ!お母さんはこういう事から遠のいているから分からないんじゃない?と反論。
ですが!
気になったので調べてみてビックリ。
なんと日本の法律で決まっている産休制度とは、産まれる前に6週間と産まれた後に8週間(6週後に復帰するとこも可能)、つまり最高でも15週しかないと言う事!少ない・・・・。だから妊娠した後に仕事を辞めてしまう人も多い訳ですね。納得

そうか、こういう社会保障の面ではイギリスって進んでいるんだ・・・。
昔学校で習った「ゆりかごから墓場まで」っていうイギリスの社会システムをちょっと思い出しました。
ちなみに雇用されていても、週単位で平均97ポンド(2010年)の収入がないと産休支給金をもらえる資格が得られません。でももしこの資格が無くても大丈夫、最初の6週間のお金はもらえませんがその後33週は政府からちゃんと同じ金額が支給されます。
私はパートタイムで働いているので、収入金額もマチマチ。とくに最近は病欠もいっぱいしたし、一体産休の資格がもらえるかちょっとドキドキしていたのですが。こういうパートタイムの人には Qualifing Week というものがあって、そこで審査される訳です。出産予定日からさかのぼって15週目がこの審査の週、この審査の週までの8週間の間の金額の平均値をとって、そこから支給金額を決定します。
この制度がよく分からなかったのだけど、最近やっと気付きました。私は今まさにその8週のまっただ中!という事でしばらく集中して稼ぐ事にしました。
産休は予定日の11週前から取る事が出来るので、私は11週前からもう取っちゃおうかな~と思ってマス。だって、私の仕事は体力勝負だし・・・重たくなって動くの大変そうだし。そして何よりも赤ちゃんが産まれる前の感覚を楽しみたーい


日本では産休を取るのも言いづらい状況だったりする事もありますよね。そんなのおかしいと思うけど、それが日本の社会なんだろうな。こういう点ではイギリスはとってもやり易い、何よりも「自分が産むんだ、自分の権利だ!」と胸を張って言えるところがいい点だと思います。
普段はムカつくところも多いこの国だけど・・・こういう良い点もあるってことで、プラスマイナスゼロ?
ちなみに、先日のスキャンでベイビーの性別が判明しました

でもこれはもうちょっと秘密。。
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